3 月は、いろいろな学会の年会があると思います。 出張先で非常に心配になるのが、Wi-fi 環境の有無です。 計算化学をやっていれば、少しでも時間が空けばスパコンに接続して計算状況を確認したくなるのが普通だと思います。
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GPP 合成酵素の QM/MM MD 計算
テルペノイドは、これまでに 80,000 種以上の化合物が報告されている最大の天然物化合物群です(参考文献 1)。身近なところでは、メントールなどの香料、抗マラリア薬のアルテミシンから抗がん剤のタキソールまで構造・機能共
Read moreプメラー型反応の反応機構は実はもっと複雑?【Pummerer Type Rearrangement】
プメラー転位は、スルフォキシド類から対応する α 置換スルフィド類を合成する反応です。 最近、二種の生成物を与えるプメラー型反応での生成物の選択性が計算化学により明らかにされました。以下の文献を簡単に紹介したいと思います
Read moreDeep Learning を気象予測へ_Top500 News No.22_
TOP500 の NEWS 欄には、毎週スーパーコンピューターに関する最新情報が報告されています。残念ながら、日本のメディアではほとんど報道されません。当ウェブサイトでは、それらのニュースを定期的に日本語で紹介していきま
Read more双性イオン中間体が鍵!有機触媒を用いた [6+4] 環化付加反応
あけましておめでとうございます。 昨年 11 月、12 月は、多忙のため記事の更新ができませんでしたが、今年はもっと更新していきたいと思います。 さて、もう 4 ヶ月も前になってしまいますが、シンコナアルカロイド有機触媒
Read moreDirected Evolution と De novo 酵素デザインを組合わせた研究例
少し時間が経ってしまいましたが、今月初旬にノーベル賞が発表されましたね。 2018 年のノーベル化学賞はファージディスプレイ (Phage Display) と指向性進化法 (Directed Evolution) に授
Read moreホフマンがやって来る!
福井謙一生誕百年記念事業のメモリアルシンポジウム(10月12日、京都)にロアルド・ホフマン(Roald Hoffmann) がやってくるそうです。 化学をやっている人にとっては、ウッドワード・ホフマン則でもお馴染みの方で
Read moreもしも計算化学プログラム自体にミスがあったら、、、
計算化学者は、Developper と User の大きく二つのグループに分けられると思います。 計算化学 User の人には、実験化学者の人も多く、計算化学ソフトウェアをブラックボックス的な感じで使っている人も多く、具
Read moreイオン液体の DMSO 中での酸性度の計算
有機化学反応機構を考察する上で、pKa の値を知っておくことは非常に重要です。Evans や Bordwell などの pKa テーブルを使用している方も多いのではないでしょうか? しかし、pKa テーブルには載っていな
Read moreOverleaf で論文作成!
昨年、ある雑誌に論文を投稿しようとしましたら、Word での template が存在せず LaTeX ファイルの template しかありませんでした。。。 新しく創刊された Open access の雑誌などで特に
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