過去のウイルス流行時の下落状況【SARS, Zika】
2月27日の相場もダウは下落しました。
一時 25,766 ドルまで下落しました。12 日の高値からみて 12.9 % の下落です。
昨日の記事でまとめたように、ここ 20 年ほどのウイルス流行時の下落率は最大で 12.9 % でした。早くもそこに達してしまいました。ちなみに、直近 52 週安値は 24,680 ドルです。
これが暴落の始まりとかではなく、少し大きめの下落だったらそろそろ下げ止まるのかな?と思いますが、どうなるのかは分かりません。
私個人としては、来週いっぱいも様子見で行こうかなと思います。ちなみに、私は所有している株を一切売っていません。
もともと長期投資で購入した S&P 500 や QQQ や 全世界株式などなので、底値まで行って、跳ね返りをみたら買い増そうと思います。
怖いので、底値で買うことは狙っていません。きちんと上がり始めてから買おうと思います。
数ヶ月単位で下落は続く?
2003 年の SARS の時は、下落し始めてから底値に行くまでに約 2 ヶ月かかりました(図 1)。下がり始めてから約二週間後に少し停滞して、その後再度下落。一ヶ月半立ったところで一瞬上昇しましたが、再度下落したといった感じでした。
でも上がる時は、一気に上がっていますね。下がり始めから、元の価格に戻るまでに約 5 ヶ月かかっています。

また、2015 年の ジカ(Zika)熱の時は、下落し始めてから底値に行くまでに約 1 ヶ月でしたが、その後一時的な上げのあとでさらに一ヶ月後にもう一度底値に行っています(図 2)。
こちらも上がる時は、一気に上がっていますね。下がり始めから、元の価格に戻るまでに約 4 ヶ月かかっています。
過去の事例から考えると一日や二日遅れても買い時を逃さないような気がしています。なので、一ヶ月くらいは様子をみてみようかなと思っています。
ちなみに私は今年から株式投資を始めたばかりで、まだまだ勉強中なので今回の下落がいつまで続くかは分かりません。