過去のダウ下落時の下がり方を分析①【2018年12月】
昨日もダウは続落しました。12 日の高音を基準として、一時は約 16.7% となる下落を見せましたが、最後に上がって、結局 25,409 ドル、約 14.1% の下落で終わりました。
今週は、毎日怒涛の下落だったわけですが、twitter やブログ、Youtube などでは、押し目買い、損切り、様子見推奨など様々な対応策が語られます。
どの対策が最善なのかは私には分かりませんが、下落初日や二日目に押し目買いをしている人は、雪だるま式に含み損を増やしている印象を受けました。
このような現象を見た時に、「前回の下落の時は何日かけて下落して何日かけて元値に戻ったのだろうか?」私は思いました。
そこで、今回から何回かに分けて、過去の下落について調べてみようと思います。
2018 年後半の下落
最近の比較的大きな下落として語られるのが 2018 年後半の下落です。直近高値から約 3 ヶ月かけて約 18.8% 下落しています。
2018 年 10 月 3 日の 26,828 ドルを直近高値として、下落が始まっています。
最初の 2 ヶ月間は、下がったり上がったりの緩やかな下落トレンドでした。この間の下げ幅は、9.5% 程度でした。
しかし、12 月 3 日からは怒涛の下げで、3 週間ずっと続落で 9.5% 下げています。

9 月 7 日以来の安値 21,800 ドル付近までまで下がっています。
上昇の仕方
次は、12 月 26 日に底値をつけた後の上がり方について見たいと思います。
二日連続の爆上げで、約 6% 一気に回復しています。
その後、抵抗線にぶつかる度に少し停滞しますが、基本的には 1 ヶ月間ずっと上がり続けています。そして、下落前の元値に戻るまでに底値の日から約 3 ヶ月かかっています。
このチャートだけを見ると、押し目買いはそれほど急がなくても良いのでは?と思ってしまいます。
学んだこと
爆下げの前から、少し下落トレンドになっていました。(今回 2020 年 2 月のダウの下落も直前二日は連続で少し下げていた。)
上がる時は、抵抗線にぶつかる度に、少し上昇の勢いが衰えています。無理して底値で買おうとせずに、抵抗線にぶち当たった時に買えば良いのでは?と初心者的発想では思ってしまいます。少し底値からずれたとしても、元値からしてみたら十分バーゲンセールの気がしました。
逆に爆下げの時は、物凄い勢いで抵抗線を突き抜けているので、手を出さない方が良いと思いました。
まとめると、下げ急激、上げはゆっくりという感じでした。
今回の下落は?
今回 2020 年 2 月の下落は、コロナウイルスが原因なので、それが解決するまでは上がらないのでは?と思ってしまいます。
来週もさらに下落するのかは分かりません。昨日の時点で 14% 以上下げていますので、過去のウイルスの流行よりも下げ幅はすでに大きいです。
東京オリンピック中止などが発表されたらもっと下がるかもしれませんが、中止にはならないと思います。もう少し気温が暖かくなればウイルスなどいなくなると思います。
「この1、2週間が感染防止に極めて重要」という報道もありましたので、何らかのコメントが WHO または政府から発表されるまで私は待とうと思います。
まだ株を勉強し始めて 1 週間程度なので、間違いも多々あると思います。コメント欄等で優しく教えていただけたらと思います。