抵抗線を突き抜けられるか?【2020年3月5日】
昨日は、スーパーチューズデーでバイデン氏が優勢だったこともあり、ダウの平均株価は大幅に上昇し、27,090 ドルで取引を終えました。
個人的には、もう一度そこがくると思っているので、特に何も行動を起こさなかったのですが、このまま V 字回復してしまうのかな?という思いも少し出てきました。
そのくらい回復したのか?
今回の暴落前の最高値は、2月12日の 29,551 ドルでした。そこから底値までは、約 16.5% のマイナスです。
昨日の終値の 27,090 ドルは、まだマイナス 8.3% であり、半分程度回復しただけです。
以前の記事で分析した 2011 年の暴落時は、16% の暴落の後に 6% 程度一気に回復していますが、その後は 6-10% 程度の値幅で上がったり下がったりを繰り返しています。
そして、約一ヶ月半後に再び底値に達しています。

抵抗線
今回の暴落でも、月曜日(3/3)の値上がりの時には、水色の抵抗線にぶつかって一度戻されています。
火曜日は一転して下落し、緑色の抵抗線のところまで落ちています。
昨日水曜日は、再度値上がりし、水色の抵抗線を突き抜けました。

木曜と金曜のポイントは、上図茶色の抵抗線を突き抜けられるかという点だと思います。
FRB の利下げやスーパーチューズデーなど材料が出尽くした感があるので、抵抗線を突き抜けられずにまた下がってくるような気がします。昨年の 7 月や 9 月にもぶつかっている抵抗線なので、そう簡単では無いと思います。
とりあえず、緑色の抵抗線あたりで買いを入れてみようと思います。ただし、二番底があると思っていますので、あくまで小額の買いにしたいと思います。
これは、このまま二番底にならずに回復していった際の機会損失のリスクと、買ったところよりもどんどん値下がってしまうリスクを天秤にかけた行動です。
全力買いだと値下がりリスクの方が大きくなってしまいますが、小額の買いならばそれほどハイリスクではなくなると思っています。