いつも当ウェブサイトの記事をご覧くださり、ありがとうございます。
今回の記事でちょうど 150 記事目です。
良い機会ですので、101 記事目から 150 記事目までを簡単に振り返ってみようと思います。
概要
101 記事から 150 記事までのタイトル一覧は以下のようになっております。
101 : Gaussian 16 を自作 PC で動かしてみた! 102 : Gaussian のスクラッチファイル 103 : ECC 対応メモリは必要なのか? 104 : nVIDIA で画面真っ暗【Linux】 105 : gaussian 16 は pascal 世代の GPU に未対応? 106 : Gaussian 16 vs 09 ベンチマーク 107 : ドッキングシミュレーションのやり方【AutoDock vina】 108 : 【Gaussian 16】デスクトップ PC で並列計算する際の注意点【Hyperthreading】 109 : 【Gaussian09】隠しコード?【Morokuma-energy-decomposition】 110 : リーナス・テック・ティップス Linus Tech Tips 111 : 【Threadripper】16コア Whitehaven に期待!【Ryzen9_AMD】 112 : 【TOP500】スパコンランキングの見方!【Graph500_Green500】 113 : 【AMD_Naples】正式名称はEPYCに決定!クロック数は2.8 GHz【基本スペックなど】 114 : 有機分子の分子間力: Ab initio 分子軌道法による分子間相互作用エネルギーの解析【書籍紹介】 115 : 直線構造で止まるエラーについて【Gaussian】 116 : 【Enthalpy】B3LYP での計算誤差について【Underestimation】 117 : Rh/Ru を用いた σ-bond activation に適した汎関数! 118 : ab initio 計算の高速化 OpenCL vs CUDA【AMD FIREPRO】 119 : Rh(II) 触媒を用いたインドール合成の計算化学【反応機構解析】 120 : GRRMチュートリアル2017【告知】 121 : サーバー移転のお知らせ 122 : 科学技術 “米中2強” 時代へ 123 : 【スパコン】神威・太湖之光【中国】 124 : スパコンランキング発表!日本はGREEN500上位独占!【2017年6月】 125 : 16 コア $750 から!AMD_EPYCの最新情報 126 : 歪曲・相互作用モデル distorsion/interaction model 127 : 理研「京」5 期連続 1 位!【Graph500_2017June】 128 : F. Matthias Bickelhaupt マティアス・ビッケルハウプト 129 : NHC-Pd 触媒を用いた溝呂木・ヘック反応に最適な汎関数! 130 : Rosetta インストール方法 131 : Threadripper 正式発表【8月発売予定】 132 : 水中での Friedel–Crafts 型反応の計算! 133 : 過酸化水素の O–O 結合のホモリシスの計算! 134 : Threadripper マザーボード正式発表【X399】 135 : プロパギルアミンと二酸化炭素を基質とした銀触媒による 5/6 員環形成反応の選択性に関する計算 136 : revM06-L が発表されました。 137 : 分子間に働く相互作用まとめ 138 : Rosetta の Scoring Function 139 : Threadripper 自作 PC 組み立て編【AMD】 140 : Threadripper の Gaussian16 ベンチマーク 141 : スピン状態依存的な光環化反応の計算 142 : IRC 計算がうまくいかない時 143 : Threadripper 並列化効率改善?【gaussian16】 144 : 12 コア core i9-7920x やっと発売! 145 : Pymol2 リリース 146 : 英語での謝罪メールの書き方。 147 : DFT 計算の進歩について 148 : Singlet Fission の計算 149 : 分散力に関する論文 150 : 150 記事を記念して
雑感としては、論文紹介やパソコン関係の話題が多いですね。
今年は CPU 激動の年だったため、パソコン関係の記事が多いのは仕方ないとも言えます。
Intel や AMD のロードマップを見る限り、しばらくは大きな進歩はなさそうな感じがするので、今後はパソコン関係の話題は少なくなると思います。
また論文紹介は意識して増やしていましたが、今後は減らしていく予定です。
今回の反省点としては、計算化学のテクニックや原理に関係する記事が極端に減ってしまったことが挙げられます。
また、汎関数、基底関数に関する記事が一つしかありませんでした(revM06-L)。今後は、もっと汎関数データベースの作成に力を入れていく予定です。
期間
100 記事目の投稿が 2017 年 04 月 05 日ですので、50 記事書くのに約半年もかかってしまいました。平均すると、4 日に 1 記事くらいのペースです。。。
しかし、ブログ形式の投稿以外にも固定ページの投稿が多数あるため、実際には本サイト内の記事数は 200 記事以上あります。
また、国際版の記事更新を 9 月から本格化しました。現在 13 記事しかありませんが、日本語版よりもアクセス数の伸び率は高いです。やはり日本語と英語での母体数の違いは大きいですね。
今後は?
本サイトを始めてから、記事のコメント欄や twitter などで非常にためになるコメントをいただけることがあります。自分で調べていたり、身近な人に聞いていたのでは分からなかったであろうことも多々あるため、非常に感謝しております。
当面の目標としては、汎関数や基底関数の記事を増やしていく予定です。また、国際版を日本版と同等の規模にしたいと考えております。
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