こんにちは。田中です。
私は、計算化学やシミュレーションに関しては、全くの初心者(素人)です。
そんな私が、これから計算化学を学んでいくわけですが「素人が計算化学を学んで、何をどう理解していくのか?(そもそも、理解できるのか?)」「結局、何か使える知識・スキルは身につくのか?」ということを、これから書いていく記事を通じて皆様にお伝えできればと思っています。また、私が学んでいく過程をご覧になる中で、もし一人でも多くの人が私と同様に計算化学に興味を持ってくれるということが起きたら、とても嬉しいです。
今回は、本ブログの初回でご紹介した「学び方」の中で、「書籍で学ぶ」ということを実施したので紹介します。
具体的には、上記書籍から、次の方法で学びました。
・書籍を読んで、私なりのエッセンスを抽出
・感想の言語化
・この書籍を読む前(Before)と読んだ後(After)で自身の状態を言語化
なお、今回は「第4章」を読み進めました。
それでは早速、書いていきます。
動かして理解する第一原理電子状態計算(第4章)
深く理論に突っ込むわけではなく「実務者の視点で必要な、最低限のポイント」が書かれていて、とてもわかりやすかったです。
記事を読んで、私なりのエッセンスを抽出
私にとってのエッセンスは、下図にまとめました。
感想の言語化
結論として「初学者のうちは先行研究の真似をすべき」というのが、私としては肩の荷が降りたポイントでした。また「では、先行研究のどこを見れば良いのか?」については「計算分解能/擬ポテンシャル/交換相関ポテンシャルをチェックすべき」と整理できて、計算条件決定に対する心理的な障壁がなくなった気がします。
(実際にどうかは、やってみて考えようと思います)
この書籍を読む前(Before)と読んだ後(After)で自身の状態を言語化
[Before]
計算条件の決定には、難しい話を理解する必要があるのだろうな・・・。
[After]
初学者のうちは難しい話には深入りせずに、先人の知恵の恩恵を受けるのが良い。
今回は、ここまでにします。
次回も引き続き、今回の書籍を読み進めていこうと思います。
記事を読んでいただき、ありがとうございました。