先日、ワシントン D.C. にある NSF(アメリカ国立科学財団)に行ってきました!
NSF とは?
NSF とは National Science Foundation の略称で、日本語ではアメリカ国立科学財団と呼ばれています。アメリカ版 JST のようなもので、研究費などの配分を行っています。医学分野は、アメリカ国立衛生研究所(NIH)が管轄しています。
本部はワシントン D.C(バージニア州アーリントン)にあります。電車で行ける距離にホワイトハウス、スミソニアン博物館、アーリントン墓地、ペンタゴンなどがあります。アメリカ大統領選が終わった後でしたが、以前ワシントン D.C. 来た時とあまり変わらない様子でした。空港のショップでは、いまだにヒラリーとトランプの T シャツなどのグッズが売られていました。
飛行機の乗り継ぎ
ワシントンDC に行くには二つの空港があります。ロナルド・レーガン・ワシントン・ナショナル空港(DCA)とダレス国際空港(IAD)です。
ダレス国際空港には日本への直行便がありますが、アーリントンから移動するには電車で 1 時間程度かかるそうです。一方、ロナルド・レーガン・ワシントン国際空港には日本からの直行便はありませんが、アーリントンに近いです。私は、NSF から近いロナルド・レーガン・ワシントン国際空港を利用しました。空港から最寄駅 Ballston までは 電車で 30 分弱でした。
今回私は、NSF の仕事の後に日本でも仕事があったため、久しぶりに日本に行くことにしました。今回の旅行での一番の心配事は、シカゴでの飛行機の乗り継ぎ時間が 45 分しかなかったことです。アメリカは出国審査がないため入国に比べて時間はかかりませんが、もし最初の飛行機がわずかでも遅れれば間に合いません!また、シカゴはターミナルがいくつもあり、ターミナル間の移動は専用の電車?で行います。ターミナルを移動した場合にはセキュリティーチェックも受けなくてはいけないため心配でした。。。
しかし、今回利用したアメリカン航空(JAL とのコードシェア便)の便はよく調整されているフライトでして、シカゴでの到着ターミナルと出発ターミナルが同じ第 3 ターミナルでした。そのため、セキュリティーチェックはなく、乗り換えには 10 分程度しかかかりませんでした。(ちなみに、便名 + terminal と google で検索すると、発着ターミナルが事前にわかります。)
地下鉄
NSF の最寄りのホテルからロナルド・レーガン・ワシントン国際空港までは地下鉄で移動しました(地下鉄だと 3 ドル程度ですが、タクシーだと 20 ドルくらいかかります)。日本への飛行機の時間が早朝ということもあり電車の時刻は事前に検索していました。(Google map から電車の時刻を検索でするのが楽だと思います!)ネット上では早朝の地下鉄は危険という話情報がありますが、特にそのような印象は受けませんでした。夜も夕食後に歩いてホテルまで戻りましたが、特に危険は感じませんでした。(もちろん大通りのみ歩き、路地などには入りませんでした。)心配な方は Crime Reports というページで検索することをお勧めしますが、NSF のあるアーリントンは比較的安全です。
仕事
NSF 内部に入るには ID が必要です。NSF の受付でパスポートを見せると館内 ID と館内でのみ利用可能な Wifi のパスワードをもらえます。(事前に仕事で行くことを伝えてあることが必要。)
近いうちに NSF はアーリントンから移転してしまうらしいです。ワシントン D.C. には他にも観光名所がたくさんありますし、訪れてみるのも良いかもしれません。