科学技術 “米中2強” 時代へ

技術革新の源泉となる科学研究論文で、コンピューター科学や化学など4分野で中国が世界トップにたったことが文部科学省所管の科学技術振興機構の調査でわかった。主要8分野を米国と分け合った形で、米国1強から「米中2強」の時代に突入した。

引用元:
世界の科学技術「米中2強」に 中国、論文4分野で首位 (日本経済新聞)
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO17574100S7A610C1I00000/

中国の科学技術分野で訳している一方で、日本の研究力がどんどん衰退して行っている印象を受けます。やっぱり予算つけないと巻き返しは無いですよね。

毎年のようにノーベル賞が出ているせいで、ほとんどの日本人はいまだに日本の科学技術は世界トップだと思い込んでいて、危機感など全く無いと思います。でも、数年後に衰退したことに気づいても遅いです。

スポーツなどでも昔は日本が一位だったのに、、、って競技はたくさんあります。でも一度陥落すると戻るのは非常に難しいです。マラソンとか、、、

AI や Deep Learning などで非常に注目されている分野に大きく関わっている計算機科学でさえ、近年特に論文数の減少率が特に大きいようです。

参考日本の科学研究はこの10年間で失速していて、科学界のエリートとしての地位が脅かされていることが、Nature Index 2017日本版から明らかに

例年通りであれば、6月18日からフランクフルトで開催される International Supercomputing Conference スパコンのランキングが発表されると思います。

参考【TOP500】スパコンランキングの見方!【Graph500_Green500】

管理人の予想では、TOP 500 は中国が首位、上位5位までを中国アメリカで独占、Green 500 も NVIDIA (アメリカ)がトップとなるのではないでしょうか?Graph500 では理研の京が 1 位を守っていましたが、今年はどうなるのでしょう?

 

関連する記事

汎関数一覧に戻る

計算手法に戻る

コメントを残す(投稿者名のみ必須)