こんにちは。田中です。
私は、計算化学やシミュレーションに関しては、全くの初心者(素人)です。
そんな私が、これから計算化学を学んでいくわけですが、「素人が計算化学を学んで、何をどう理解していくのか?(そもそも、理解できるのか?)」「結局、何か使える知識・スキルは身につくのか?」ということを、これから書いていく記事を通じて、皆さまにお伝えできればと思っています。また、私が学んでいく過程をご覧になる中で、もし、一人でも多くの人が私と同様に計算化学に興味を持ってくれるということが起きたら、とても嬉しいです。
今回は、本ブログの初回でご紹介した「学び方」の中で、「書籍で学ぶ」ということを実施したので、紹介します。
具体的には、上記書籍から、次の方法で学びました。
・書籍を読んで、私なりのエッセンスを抽出
・感想の言語化
・この書籍を読む前(Before)と読んだ後(After)で自身の状態を言語化
なお、今回は「第3章」を読み進めました。
(第2章は環境セットアップなので、本ブログには記載しません)
それでは早速、書いていきます。
動かして理解する第一原理電子状態計算(第3章)
おそらく、普通の教科書で学ぼうとすると難しい内容だと思うのですが「たとえ話」や「経験談」が散りばめられており、とてもわかりやすかったです。
記事を読んで、私なりのエッセンスを抽出
私にとってのエッセンスは、下図にまとめました。
感想の言語化
SCFや擬ポテンシャルとは何か?という詳細は理解していなくても、「計算の一連の流れ」はなんとなく掴めている気がします。この「流れ(=全体感)」を見失うことなく、各論で理解を深めていければ良いのだろうなと感じます(それができるかは、まだこれからです)。
また、この章を通じて「計算化学の理論」というより「計算化学のお作法」を知ることができたのはありがたかったです。はじめての世界に入る時は、慣用ルールのようなことを知るのは大切だなと、改めて思いました。
この書籍を読む前(Before)と読んだ後(After)で自身の状態を言語化
[Before]
第一原理計算を実際に行う流れは、複雑なのだろうな・・・。
[After]
計算の一連の流れ(=全体感)は、意外とシンプル。
今回は、ここまでにします。
次回も引き続き、今回の書籍を読み進めていこうと思います。
記事を読んでいただき、ありがとうございました。