書籍で計算化学について学んでみました_No.6

こんにちは。田中です。
私は、計算化学やシミュレーションに関しては、全くの初心者(素人)です。

そんな私が、これから計算化学を学んでいくわけですが「素人が計算化学を学んで、何をどう理解していくのか?(そもそも、理解できるのか?)」「結局、何か使える知識・スキルは身につくのか?」ということを、これから書いていく記事を通じて皆様にお伝えできればと思っています。また、私が学んでいく過程をご覧になる中で、もし一人でも多くの人が私と同様に計算化学に興味を持ってくれるということが起きたら、とても嬉しいです。

今回は、本ブログの初回でご紹介した「学び方」の中で、「書籍で学ぶ」ということを実施したので紹介します。

機械・材料設計に生かす 実践分子動力学シミュレーション

前回までの「動かして理解する第一原理電子状態計算」に続き、今回からは分子動力学計算(MD)の学習を進めていきたいと思います。個人的には「有機系材料」に興味があるため「MDとの相性が良いかな?」なんて想像しています。

具体的には、上記書籍から、次の方法で学びました。
・書籍を読んで、私なりのエッセンスを抽出
・感想の言語化
・この書籍を読む前(Before)と読んだ後(After)で自身の状態を言語化

なお、今回は「第1章」を読み進めました。それでは早速、書いていきます。

機械・材料設計に生かす 実践分子動力学シミュレーション(第1章)

第一章は「理論編」という位置付けで「分子動力学計算の基礎」を丁寧に説明してあります。重要なところは「ポイント」という形で纏まっており、理解しやすかったです。

記事を読んで、私なりのエッセンスを抽出

私にとってのエッセンスは、下図にまとめました。

図 図 第1章:理論編 分子動力学計算の基礎 から学んだエッセンス その1
図 第1章:理論編 分子動力学計算の基礎 から学んだエッセンス その2
図 第1章:理論編 分子動力学計算の基礎 から学んだエッセンス その3
図 第1章:理論編 分子動力学計算の基礎 から学んだエッセンス その4
図 第1章:理論編 分子動力学計算の基礎 から学んだエッセンス その5

感想の言語化

本章を通じて、分子動力学計算の大まかな流れは理解できました(具体的にどうやるのかは、本章だけではよくわかりませんでした)。また、個人的には「第一原理計算との切り分け」がすっきりとわかっていないため、先を読み進めながら、この辺りも理解していきたいです。

この書籍を読む前(Before)と読んだ後(After)で自身の状態を言語化

[Before]
分子動力学計算という名前はよく聞くけど・・・。

[After]
分子動力学計算の大まかな流れ(イメージ)はわかった。

今回は、ここまでにします。
次回も引き続き、今回の書籍を読み進めていこうと思います。
記事を読んでいただき、ありがとうございました。

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